次世代型航空機部品
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OWO会員訪問
第10回 三陽鉄工株式会社 代表取締役 水戸 祥登氏
(2011.10.3訪問)
 
  8歳から旋盤を操り、製造現場においては45年のキャリア。平成16年度大阪テクノマスターに認定され、OWO設立発起人のお一人で現在もOWO副会長を務めていただいている三陽鉄工株式会社 水戸 祥登氏を訪問し、お話をお伺いしました。  
 
INTERVIEW
   Q1,OWO設立に携わられたきっかけをお聞かせ下さい。
 2003年の大阪市ものづくり再生会議の委員を務めていました。アンケート調査によると大阪市内には当時航空機部品製造経験のある企業が約100社あったことが全ての始まりです。弊社はその当時に既に航空機部品の製造に携わっていたこともあり、大阪市の方と一緒に発起人を集めることからスタートし、2005年のOWO設立に役員として参加させていただきました。

Q2,航空機部品に取り組まれている分野をお聞かせ下さい。
  機械加工でエンジン部品、ランディングギア部品を製造しています。どちらかというと技術的に難しいものを好んで取り組んでいます。

Q3,航空機産業に向け、実際に取り組まれていることをお聞かせください。
  現在、JISQ9100取得に向け、活動中です。寸法精度に関しては精密加工を得意としていますので数ミクロンの公差でも対応可能です。ただトレーサビリティや人材育成等の課題は現在取り組んでいるところです。


(写真:三陽鉄工株式会社パンフレット)

Q4,航空機産業への取り組みによる影響を教えてください。
 航空機部品の実績があることにより技術的な部分も含めて対外的な信用度が増すことは間違いないです。ただ高価格ではないか?と心配される部分もあります。航空機部品にはものづくりの基本が詰まっていると思います。要求事項の達成は必須で、JISQ9100に関してはあいまいな解釈がありません。基本に忠実に加工することの大切さを改めて感じます。

Q5,今後の目標や夢についてお聞かせください。
  航空機産業の比率を20〜30%ぐらいにまでは上げていきたいですね。しかしこんなことを言うと怒られるかもわかりませんが航空機部品にどっぷり浸かることは危険だと考えています。航空機部品は絶対的な安全が要求されるので新しい工具や工法の使用や新素材への提案を安易する事が出来ない上に検証に時間がかかり簡単に許されない状況にあります。これは企業として新素材や新工法の開発に挑戦できない、技術が固定されてしまうというジレンマがあります。弊社が掲げる「製造業から創造業へ」という部分で技術課題への積極的な取組が出来るのが限られた時間の初回しかない部分が残念です。航空機部品でも技術的な課題に挑戦できるチャンスがあれば積極的に取り組んでいきたいですね。


 


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