次世代型航空機部品
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OWO会員訪問
第14回 奈良精工株式会社 代表取締役 中川 博央氏
(2011.10.7訪問)
 
  2010年度「KANSAIモノ作り元気企業100社」選出企業で「なら発もの作りオンリーワン企業」、「戦略的基盤技術高度化支援事業」の認定企業でもありOWOでトップクラスの加工技術を誇る、奈良精工株式会社 中川博央氏を訪問し、お話をお伺いしました。  
 
INTERVIEW
   Q1,航空機産業に参入されたきっかけをお聞かせ下さい。
 元々アルミ、チタンを中心に加工を行ってきたこともあり、航空機で使われる主な素材、特に難削材と言われるチタン加工を得意にしていたことから航空機産業に向けて検討していたところに(社)日本チタン協会を通じてOWO初代会長の田中さんにお声かけいただいてOWOに参加することになりました。その後近畿経済産業局さんや航空機メーカーの支援を得て、やっと実現したところです。

Q2,参入またはビジネスをされている分野をお聞かせ下さい。
  民間航空機に使用される装備品が中心です。主にてのひらサイズの高精度部品を加工しています。

Q3,航空機産業に向け、普段取り組まれていることをお聞かせ下さい。
 JISQ9100は2011年11月に最終審査を受けるのでうまくいけば年内に取得できる可能性はあります。今必要性を感じているのは技術者の育成ですね。航空機分野は若手を中心に行っていることもあり、まだまだノウハウの蓄積が必要です。ただ、医療部品の製造を行っていることもあり、熟練を要する手作業については自信を持って対応しています。

(写真:活気あふれる工場内)

Q4,航空機産業への取り組みによって本業の変化や相乗効果はありますか?
 ちょうど2011年10月号の「県民だより 奈良」に取り上げていただいたように航空機と医療用品に取り組む企業は奈良県では弊社だけのようで高い評価はいただいています。また航空機産業はものづくりの基本に忠実です。まだまだJISQ9100のレベルには到達できていないと感じる部分がありますのが社内の意識改革には役立っている面もあります。

Q5,今後の目標や夢についてお聞かせください。
  航空機産業は予想以上に厳しいのが現実です。グローバルな競争を実感します。特に新しいことを実施するための先行投資は必須です。昨今の経済情勢から厳しい戦いが続いていますがまだまだ航空機事業を拡大していくには足りない部分が多々ありますのでノウハウや技術的な蓄積を念頭において事業に取り組んでいきます。


 


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